血統
母の初仔です。母は手先が緩い中でもダートで準オープンまで出世していました。手先以外の要素が良かったのでしょうね。自分の見た目評価としては背腰がしっかりした馬に見えましたので産駒に遺伝して欲しいところです。ロードカナロアもそのような背腰の強さを持っていた上に、産駒もそういう馬が多いので期待できると思います。
サイズ感
測尺
体高：154.0
胸囲：175.0
管囲：19.5
体重：413
誕生日
2月19日
2月生まれですので、サイズとすると小さめになるかと思います。芝でやれるなら良いですが、母のようにダートでとなると苦戦してしまうかもしれません。
立ち姿
全体のバランスを考えると大きなトモの筋肉をしていると思います。曲飛気味ですが折の深さは標準的。飛節の力感もサイズを考えると十分なものがあります。母と同様で手先の緩さを感じる立ち姿ですので、ウォーキングでしっかりとバネを効かせられるかチェックが必要ですね。
ウォーキング
背中がしっかりしているのが最大の長所です。これは他馬に比べてアドバンテージになるでしょう。トモの筋肉は容量こそありますが、まだのっぺりとした印象で肉付きは甘いです。鍛えて筋肉が付く余地は十二分にあるとは思います。全体的に硬めの歩様でストライドは期待できないかもしれません。それでいて手先は母と同じく手先が緩いので瞬発力は期待できなそうです。適性とすると相反するものが同じ脚に混在していてお互いの良さを打ち消してしまう懸念があります。力感は伝わっているのである程度走れるでしょうが・・・・。
総評
自分の評価基準の相反する項目を持っている馬でどちらに転ぶか判断が難しいですが、どちらにせよ芝の瞬発力勝負では厳しそうに映るので、ダートが主戦場になると思います。そうなるとサイズの無さがこの馬を悩ませそうです。背中の良さ等、キラリと光る才能は感じるものの活かす舞台がなかなか見当たらないのではという難儀な評価になってしまいました。
評価：Ｃ
評価基準はこちら⇒募集馬評価基準
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