キャロットとシルク更新の度に良さそうな馬をピックしています。来季のPOGに役立つ情報になるはずです。馬体考察マニアなので写真や動画をメインにコメントや進度で上げ下げする形になります。
まずはキャロットから。10月は立ち写真と動画更新がなかったので完全な横比較とはいかないですが、よろしくおねがいします。
ルージュバックの19
現在は周回ダートコースでのキャンター調整を中心に、週２日は屋内坂路コースでハロン１８～２０秒のキャンター１本登坂しています。まだ、体力が付ききっていない分、余裕はそこまでありませんが、動きには柔らか味があり、バネを感じさせる走りを披露しています。空港牧場へ入場した当初より腹回りは引き締まり、水っぽさが抜けて少しずつ競走馬らしい体へと変わってきています。
ルージュバックの19は調教進度としては最も進んだ組の後ろくらいのイメージですかね。コメントでは柔らかみやバネを感じさせるとありますが、これは募集時からそうでしたね。実際にコメントで出てきたので信憑性が増した感じです。（上手く表現できないですが募集時はチーターのようなバネ感を感じていました）
この馬はコメントより写真でしょう。なんとも雰囲気の良い顔付き。お母さんのこの時期の動画を見てほしいのですが本当にソックリです。同じくらいの活躍を期待したいですね。
バウンスシャッセの19
カイバ食いが良いあたりを見ても体調面の不安はなく、脚元も安定しています。馬体にもう少し伸びが出てくれれば理想的ではありますが、馬体の芯がしっかりしていることで動きには安定感があります。従順で大人びた気性の持ち主ということもあって、ここまで順調に乗り込みを進めることができており、現在は周回コースでのキャンター２７００ｍ～３６００ｍを中心にしつつ、週１～２日は坂路でのキャンター調整を行っています。まずは現状の登坂ペースに慣らし、様子を見ながらさらに速めのメニューを取り入れていく考えです。
バウンスシャッセの19はコメントにあるカイバ食いが良いのが伝わってくるかのような写真ですね。既にどっしりしていて騎乗者の体重に負けていない力強さを感じます。トモの筋肉も素晴らしく、適性舞台は短いものの確実に走ってきそうな印象を受けます。コメントにもあるように、ここから伸びが出てくれば鬼に金棒ですね。
ケイティーズハートの19
現在は周回ダートコースでのキャンター調整を中心に、週２日は屋内坂路コースでハロン１８～２０秒のキャンター２本登坂しています。馴致の後はストレス発散を兼ねて、リフレッシュを取り入れながら進めてきましたが、悪さをするようなことはなく、扱いやすいタイプです。体がしっかりしていることから十分に動けそうな印象を受けるので、少しずつ坂路でのメニューを進めていく考えです。
ケイティーズハートの19をピックした理由はトモの筋肉が目立つ事。そして脚の位置が良いです。どっしりしていて背中も強そう。これでハービンジャーですからね。望田潤さん的にいうと「なのにの名馬」という事でしょう。（ハービンジャーなのに緩さを感じない、トモがしっかり）
コメントでも体がしっかりしていて十分に動けそうとあるので兄のエフフォーリアのように早期からの活躍もあると見ています。
ティンバレスの19
現在は周回ダートコースでのキャンター調整を中心に、週２日は屋内坂路コースでハロン１８～２０秒のキャンター２本登坂しています。跨った感触はしっかりしていて、とても大きなストライドで坂路コースを駆けることができています。力強さだけでなく、バネを感じさせる走りをするだけに、今後も良い部分を伸ばしていけるように取り組んでいきたいところです。
ティンバレスの19はデカイのに緩さを感じさせない写真でトモの送りも効率が良いと感じるような写真でした。それでピックしていたのですが、コメントでもかなり褒められていますね。褒められた部分が写真から感じたものとバッチリ一致していて、本当にそうなんだろうなと感じさせてくれます。これは今のところ総合的に一番手かもしれません。
キラーグレイシスの19
現在は周回ダートコースでのキャンター調整を中心に、週２日は屋内坂路コースでハロン１８秒のキャンター２本登坂しています。精神面が幼く、まだ心身の状態が噛み合っていない印象を受けます。気が入りやすく、テンションが高揚しがちなので、注意しながら進めていきたいところです。ただ、走り自体は１歳とは思えないくらい良いもので、楽しみな馬ということに変わりはありません。
キラーグレイシスの19はとてもトップラインがきれいな馬。募集時に多少残っていた、もったりとした感じが消えてシャープな印象になってきました。前の出も大きい写真で大きな走りをしてくれそうな印象を受けます。ディープインパクト産駒でこの感じはとても心強いですね。コメントの絶賛も頷ける写真の良さでした。
サンビスタの19
現在は週１日９００ｍ屋内坂路コースをハロン２０秒のキャンター１本駆け上がっており、残りの日は軽めの調整メニューをこなしています。騎乗運動を開始した当初は敏感な面を見せていましたが、じっくり進めてきたことで、少しずつ人を受け入れてくれるようになってきました。見た目はコンパクトですが、均整のとれた馬体の持ち主で、将来の有望株と考えています。ただし、何かあると凄い勢いで右に逃げる傾向にあるので、修正を加えつつ進めていきたいところです。
サンビスタの19はトップラインがとてもきれいで歩く姿もバランスが良いです。募集時からトモの造りが大きく踏み出せる形だったのですが、それが今回の写真でも見て取れます。コメントの何かあると凄い勢いで右に逃げる傾向というのがありますが、これくらの頭がおかしい方が上手く扱えた時に爆発力を生むはずです。（馬は何かから逃げる時に爆発的な瞬発力を出す論者です）この辺りからも自分はこの馬の適性は芝なんじゃないかと思っています。
ジンジャーパンチの19
現在は週１日９００ｍ屋内坂路コースをハロン２０秒のキャンター１本駆け上がっており、残りの日は軽めの調整メニューをこなしています。馬房内や洗い場では大人しくしていますが、顔を洗ったり、ブラシをかける際に嫌がる反応を見せることがあります。敏感なところがあると推察できるだけに、慎重に進めていければと考えています。調教の動き自体に問題はなく、基本的には騎乗者の指示に従える賢い馬です。
ジンジャーパンチの19はとにかくトモの筋肉が素晴らしい。これ一点のみです。この時期の牝馬でこれだけ筋肉の陰影を見せつけている馬ってあんまりいないです。コメントでは臆病そうなので萎えないように育てていって欲しいです。今回の写真ナンバーワンはこの馬です。
ジュモーの19
右トモを中心に皮膚病が見られますが、しっかりケアを施していることで体調は安定しており、調教自体は順調に進めることができています。現在は周回コースでのハッキング２７００ｍと坂路でのハロン１６～１７秒程度のキャンターを交互に取り入れています。継続して乗り込んでいますが体力面で不安を見せるようなことはなく、早来調教馬の中でも進んでいる組に属しています。とはいえ幼さは残っており、時折反抗する姿が見受けられるので、乗り運動の中で人間との信頼関係をしっかり構築できるよう時間をかけて取り組んでいきます。
ジュモーの19は写真の安定感が素晴らしい。イメージとするとバウンスシャッセの19に似ている。騎乗者の体重に負けていない背中の強さが感じられて、トモの肉付きも良い。
コメントでも今回のキャロット更新で坂路では一番進んでいる組でした。今年のハービンジャーはかなり良いのかもしれないですね。
※コメントや画像はキャロットクラブに許可を貰って掲載しています。
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