血統
母キープセイクは未勝利クラスで2着が最高。牝系にはスタセリタとかソウルスターリングなんかがいたりしてなかなか優秀そうです。
キープセイクの兄ロードクロムウェルは背中が緩いものの手先は強そうな素質がありそうな馬だったと記憶しています。キープセイクも背中緩いもののトモのボリュームが出てきそうな好馬体でした。素質がありながら何かの要素で阻害されて実力が発揮できなかったタイプなのかもしれません。
父ロードカナロアは背腰が強い馬を出す特徴があると見ています。上手く良いところがミックスされれば、母系の持つ弱点を克服した良駒が生まれてくるかもしれませんね。
サイズ感
測尺
体高:161.5
胸囲:185.0
管囲:20.6
体重:508
誕生日
2月10日
パワフルな馬体に見合ったサイズ感。生まれは早めですがこれくらいあれば問題ないでしょう。やはりパワーで押していくような馬になる気がします。体高があるのも心強いですね。
立ち姿
誰が見てもトモの筋肉が目立ちますよね。背中が少し落ちていて不安定さを感じます。胴がそんなに重く無さそうなのでより顕著に見えます。手先足先は写真で見る感じでは健やかそうです。
ウォーキング
やはり何度見ても良いトモの筋肉をしていますよね。飛節がやや硬く、トモの筋肉と相まってバネで走るというよりパワーをそのままダイレクトに路盤に叩きつけて走るタイプではないでしょうか。懸念していた背中に関してはやはり緩め。パワーで走ってきそうな馬体に見えるだけにこの背中の緩さは懸念材料です。若干前脚が外弧にも見えますが、自分は許容範囲かなと思います。
総評
ポテンシャルのありそうな母系ですが、背中や体幹系の緩さが解消できそうな気配を感じませんでした。それでもトモの筋肉などに見るべきところがあり、全くの魅力がない馬ではありませんでした。背中の緩さが成長で解消すればなかなか楽しめる馬だと思いますが、経験上背中が緩い馬はなかなか解消しないんですよね。
評価:C-
評価基準はこちら⇒募集馬評価基準
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