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若駒評価:2020年11月1週

11月7日8日の新馬戦、未勝利戦で目に付いた馬達です。
グレナディアガーズやグレイイングリーンも入れようか迷ったんですけど、阪神の芝が早そうな気配だったので除外しました。

評価基準はコチラ⇒若駒戦評価基準

レモンポップ

時計

東京ダート1300
新馬戦
タイム:1.18.2
7.1 – 11.2 – 12.0 – 12.2 – 12.1 – 11.6 – 12.0
上がり:35.6(1位)

レース

走破タイムは過去10年でミスターメロディに次ぐ2位。3位以下は馬場が湿った高速度の高いところでマークされたものであるため、全体時計としての価値が高いです。また、上がりも良馬場としては出色で3Fの36.0も1Fの12.0も過去10年で最速レベル。1300mのレース数が少ない事もあるものの比較対象がミスターメロディになるレベルとくれば相当な器の可能性が高いと思います。

馬体

後肢の筋肉が盛り上がっており、ボリュームを感じさせます。まだ、太いのか筋肉の筋まで見せていないので、まだまだ絞れるはずです。(新馬戦は基本的に絞れるデキで出てくると思いますが、その余地が他馬より大きいという意味です。)踏み出しは深く鋭い。蹴りの幅は小さく回転力につなげている印象です。

特徴

筋肉量○
踏み込み○
背中○
歩幅✕

評価:7点

スノークォーツ

時計

東京芝2000
新馬戦
タイム:2.04.5
13.7 – 12.7 – 13.0 – 13.1 – 12.9 – 12.6 – 12.8 – 11.4 – 10.9 – 11.4
上がり:33.3(2位)

レース

走破タイム自体は遅いもののラスト1000mでは59.1と過去10年で2位タイ。1位はカミノタサハラ、同率2位はスカイグルーヴ。ラスト3Fの構成も素晴らしく、レースラップが33秒台かつラストが11.4秒以内となるとデルフィーノ(3勝)、サトノラディウス(3勝)、カミノタサハラ(重賞勝ち)、ブラゾンダムール(1勝)、ランフォザローゼス(重賞連対)、サクラトゥジュール(2勝※早期引退)、リスペクトアース(1勝)と高確率で複数勝ち。

馬体

トモの大きさは控えめなものの、後肢の振り出しが鋭く返しもしっかりしています。この辺りの才能は背中の強さから来ているのではと推測しています。クビから胸前をしっかり使って走れており、ゴールドシップ産駒にしては緩さが感じられず手先に力も籠もっている。この辺りが高速上がりに適応できた要因ではないでしょうか。狙い馬記事でも書いた通り、本質はステイヤー質だと思いますので、重賞を狙うならフローラSからのオークスではないでしょうか。

特徴

クビ○
背中○
踏み込み○
筋肉量✕

評価:6点

※フローラSやオークスなら重賞以上だろという話もありますが、適性がワンチャンスのところなので、ここ以外普通に使ったらというイメージで書きました。

タケルペガサス

時計

東京ダート1600
未勝利
タイム:1.37.7
12.5 – 11.0 – 12.8 – 12.6 – 12.6 – 12.1 – 11.8 – 12.3
上がり:36.2(1位 )

レース

過去10年、良馬場では最速のタイム。上がりも出色で付け入る隙がない。同様の時計帯にはショーム、ペアン、ダノンファラオ辺り。上がり加味すると一番上の評価です。新馬戦の調教映像でも感じていた通り、飛びが大きくてゴチャゴチャするレースは不向きかもしれないもののスケール感はあり、先々まで期待したい逸材です。

馬体

大きく歩けているものの鋭さが足りないです。これではピッチはなかなか上がらないはずです。これは背中が緩いことが原因だと思われます。レースでの印象通り大飛びで不器用な印象を抱かせるパドック。緩いものの筋肉のボリュームは感じられ筋肉量に長けています。早く走れるのは大飛びかつ、この筋肉量による一歩の大きさによるものでしょう。今後はゴチャつかない条件ならかなり上でも戦えると見ています。

特徴

筋肉量○
歩幅○
背中✕
ピッチ✕

評価:6点

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