マイルCSのフォトパドックを見ての雑感です。素人が書いています。
過去の勝ち馬
2019年 インディチャンプ
・盛り上がるトモの筋肉
・緊張感のある背中
・引き締まったトップライン
・がっしりとした胴周り
2018年 ステルヴィオ
・トモはメリハリあり
・緊張感のある背中
・引き締まったトップライン
・やや細めの胴回り
2017年 ペルシアンナイト
・盛り上がるトモの筋肉
・緊張感のある背中
・引き締まったトップライン
・がっしりとした胴回り。
2016年 ミッキーアイル
・盛り上がるトモの筋肉
・緊張感のある背中
・引き締まったトップライン
・標準的な胴回り
2015年 モーリス
・盛り上がるトモの筋肉
・緊張感のある背中
・引き締まったトップライン
・がっしりとした胴周り
【まとめ】
共通になりそうな特徴を箇条書きにしてみましたがいかがでしょうか?この方が分かりやすいかと思い、この形にしました。
今回はかなり偏ったというか、傾向がハッキリと出ていますね。ただ、残念な事に今年は阪神開催なので参考程度に見ていくことにします。イメージとすると元々パワー型っぽい馬体イメージから更にパワーに寄る形ですかね。この辺りは坂があることでの想像です。
2020年マイルCS出走予定馬
アドマイヤマーズ
トモ◎、背中○、トップライン▲、胴回り▲
トモが流れ気味だった安田記念の時よりも見栄えが良いですね。ダイワメジャーにしてはクビが長く、しなやかなフォルムに見えます。その分、マイルCSのキャラクターからはズレてきてしまっているように感じます。今ならもう少し距離を伸ばしたところでハマリそうな気すらします。
インディチャンプ
トモ◎、背中○、トップライン△、胴回り○
昨年の優勝馬。今年はトップラインが少し落ちてきているように感じます。昨年はもう少しカチッとした印象でした。ピッチで走る馬なだけにその辺りは生命線になってくると思われます。1週前追い切りで時計は出ているものの最後の物足りなさはそこにあったのかと。
ヴァンドギャルド
トモ○、背中◎、トップライン◎、胴回り◎
フォトパドックは安田記念との比較ですが、本当に別馬になっていると思います。写真から受ける収縮力のレベルが違う。これで秋からの調教で見せている大きなフットワークも加わるのだから、相当な能力を持っていると思います。過去の勝ち馬との比較でもかなり近いものを持っているのでレースが楽しみな1頭です。状態も上積みも文句なしです。怖いのは出遅れと時計の早い阪神で内残り馬場になるのと踏み遅れがかなりある鞍上といったところですかね。(結構懸念点あるな・・・笑)
カツジ
トモ○、背中▲、トップライン▲、胴回り◎
胴が詰まってガッチリとした短距離体型です。前走よりより短距離志向の馬体になっていきていると思います。このレースを勝つならこのパターンでもいいのかもですね。多少背中が落ちてきているのが気になるところです。前走との比較は良くなったところと悪くなったところが混在していて評価の難しい1頭です。
グランアレグリア
トモ△、背中、▲、トップライン○、胴回り▲
正直この秋のグランアレグリアは良く見えないんですよね。それであれだけの強さを見せつけたので自分の理解が足りていないんだと思います。桜花賞の頃なんかは胸前が謙虚に盛り上がっていて見た目から強そうなのがわかったんですが、今はそれもないです。スプリンターズSの時は追い切り映像は良かったのでフォトパドックでは諦めてそちらで最終判断とします。
ケイアイノーテック
トモ○、背中△、トップライン△、胴回り○
この馬はもっとトモが主張しているイメージでした。今回はやや控えめに見えて状態とするとそこまでではないのではないでしょうか。買いの要素があまりなく静観が妥当かと考えます。
サウンドキアラ
トモ▲、背中▲、トップライン▲、胴回り▲
牝馬なので仕方ないですが全体的に力強さに欠けます。牝馬にしてはトモの筋肉は目立ちますが、牝馬にしてはという枕詞がついてしまいます。どちらかというと軽さでスピードを活かしたい馬体に見えますので、買う条件はもっと別の所ではないでしょうか。
サリオス
トモ◎+、背中◎、トップライン○、胴回り○
これは凄いトモの筋肉です。順番に見ながら執筆しているのですが、思わず◎より上の評価を作ってしまいました。堀厩舎らしく背中がしっかりしていて良いですね。胴回りについては、もしかしたら太めでがっしり見えている部分があるかもと思います。○か▲といったところでしょうか。太めなのは間違いないので直前追い切り後の馬体重から注目していきたいですね。能力は上位の馬体です。
タイセイビジョン
トモ△、背中◎、トップライン○、胴回り▲
このレースで勝ち切るにしてはトモが寂しいように映ります。イメージとするとアドマイヤマーズをこぢんまりさせた感じでしょうか。
ペルシアンナイト
トモ▲、背中○、トップライン◎、胴回り▲
多少衰えて来たのか、立ち方が流れ気味になってきています。もう少しビシッと立ててた印象ですので、現状では万全の状況ではないのではないでしょうか。
ラウダシオン
トモ○、背中▲、トップライン○、胴回り▲
トモ辺りはしっかりしてきた印象がありますが、このメンバーに入るとやはり少し寂しいです。クビと胴が長くい事から、長く脚が使えそうな印象のある馬ですので早めに仕掛ける等の通常外の奇襲的工夫があればチャンスは出てくるのではないでしょうか。
レシステンシア
トモ○、背中○、トップライン◎、胴回り▲
軽そうな胴部に対してかなり大きなトモをしています。牝馬の軽い身体を推進するには十分すぎる筋力でしょう。背中とトップラインもしっかりしており、脚を力強く伸展させる能力がありそうです。ギリギリの仕上げで走れるように思えます。これなら最終追い切りはかなり軽そうですね。
総評
ヴァンドギャルドが最も良い状態に思えます。適性もありそうです。規格外のトモを持つサリオスが最終追い切りでどの程度仕上がってくるか次第で馬券の組み立てが変わりそうです。穴で面白そうなのは奇襲に期待のラウダシオンと状態良さそうなレシステンシアでしょうか。
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