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若駒評価:2020年11月3週

レフトゥバーズ

時計

東京芝1600
新馬戦
タイム1.34.5
12.7 – 11.1 – 11.7 – 12.1 – 12.4 – 11.9 – 11.1 – 11.5
上がり:33.4

レース

時計が新馬戦としてはかなり早く、過去10年で3位です。新馬戦にありがちな超スローでなかった事と1回緩んでから再加速のレースになった事で、上級条件にも通用するのではないかと思えるくらいのハイレベルな勝ちっぷりでした。(ある程度のテンへの耐久力と緩んでから最後2F11.1-11.5を差し切った事でトップスピードの担保ができたという意味)

馬体

ディープインパクトらしい縦長のトモでボリューム感もあり、地面をしっかり捉えていて飛節も効いています。更には手先まで力が籠もっていて繋の反発力もあり。体重は軽いですが脚が短い気配を感じないのは父から伝わる長所でしょうか。やや厩務員を引っ張るような形で前進気勢も旺盛。使って更に気が入ってきたらもう少し距離は短めにシフトするかもしれません。ただ、レースぶりは大丈夫そうなので杞憂でしょうか。

特徴

トモ○
飛節○
バネ○
前進気勢○

評価:7点



セラフィナイト

時計

東京芝1600
未勝利戦
タイム:1.34.5
12.7 – 10.8 – 11.3 – 12.0 – 12.7 – 12.0 – 11.7 – 11.3
上がり:33.7

レース

走破タイムは未勝利としてみると早い。レースで断然の上がり(2位と0.6秒差)も強烈ですが、ラストの11.3が凄いです。走破タイムがこのレベルではアーモンドアイとラブリーアモンの11.4というのが目立つ程度。ラップ自体は中緩みですが、前2頭が飛ばしていて緩んだ辺りで追い上げているので後続は一貫ペースだったと思います。時計が出しやすい走りをして上手く導いたという面もありますかね。

馬体

シルクのツアーでも見たとおりの馬体で体高が低いままでした。体幹は強そうで反応はしっかりできそうな馬体に見えます。クビを上手く使って推進力を生み出しているように見えました。ただ、体高がない分、最上級のクラスで究極のトップスピードが求められると厳しい戦いになるのではないでしょうか。今回はテンで飛ばした馬がいたことでスタミナ面の素養も要求される形。それで最後の余力が違ったために上がりの差となっていたと推測します。とはいえ最後の11.3は出色ですが。

特徴

背腰○
クビ○
トップスピード△

評価:4点

【番外編】次回狙い馬

アルトヴォラーレ
テンの争いで力を使ったところから緩めて後続を待ってそこから一気にスパート。負担の掛かりそうなレースでしたので、次は巻き返してくるでしょう。大敗したことがカモフラージュになって欲しいですね。

トーセンメラニー
これは多分人気でしょう。全体のペースが上がったところでパフォーマンスを上げているところを見るに、もう少し短めの距離でより信頼度が増すのではないでしょうか。

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